
アフィリエイトで広告案件を選ぶときにはできるだけ稼げるもののほうがいいですよね。
ではアフィリエイトで稼げるジャンルというのはどういったものか解説していきます。
「稼げる」案件の定義
アフィリエイトでいう「稼げる」とは、「高単価」で「需要が多い」ということです。
高単価とは、1件あたりの報酬が高いということです。
例えば3000円のサプリメントをアフィリエイトで売った場合には、報酬は常識的に考えると1000円程度です。売価である3000円を超えることはありません。(例外的に売価を超える単価がもらえるときもありますが)
それでは、10万円の美顔器をアフィリエイトで売った場合はどうでしょう。おそらく2万円以上の報酬をもらえても不思議ではありません。
ということは、単純に1件売った時の報酬が高いほうが「稼げる」ということになります。
次に需要が多いというのはどういうことかというと、例えばアフィリエイトには「おせち料理」の案件があります。
おせち料理が売れる時期というのは言うまでもなく、11月~12月と短期間になります。
おせち料理のアフィリエイトをした場合、売れるのは11月と12月の2か月だけですから、1月~10月は全く需要が無い状態ということになります。
ではダイエット食品の場合はどうでしょう。ダイエットをするのに時期は関係ないですよね。
「痩せたい」と思った時がダイエットをするタイミングなので、年がら年中需要があると言えます。
つまり、稼げる案件とは、できるだけ高い報酬(高単価)で、年中需要が多いという商品(またはサービス)ということになります。
欲望を掻き立てるものが売れる
いくら高単価であっても、売れないと報酬はゼロです。
では売れるジャンルというのは、どういったものでしょうか。
それは人間の欲求を知ることで体系的にわかりやすくなります。
マズローの欲求5段階
【図を入れる】
これはマズローという心理学者が提唱した「人間の欲求の強さ」を表した図になります。
ピラミッドの下に行くほど強い欲求で、上に行くほど弱い欲求となります。そして、下の欲求が満たされると上の欲求を欲するようになります。
生理的欲求 | 食欲、睡眠欲、性欲など本能的なもの |
---|---|
安全欲求 | 身の安全、仕事の安定、健康的生活 |
社会的欲求 | 愛情や友情、コミュニティへの帰属意識 |
承認欲求 | 自信、肩書、他社から認められたい |
自己実現欲求 | 理想の実現、自分の成長、創造的活動 |
これはアフィリエイトで言えば、ピラミッドの最下層である生理的欲求を満たす案件が一番売れやすいということになります。
稼げるジャンルまとめ
それでは稼げるジャンルというのを紹介していきます。
【稼げるジャンル】
- 脱毛系
- 美容・化粧品系
- ダイエット系
- 育毛系
- 健康系
- 車買取
- 転職系
- 投資系
- 学習系
- 婚活・出会い系
- アダルト
脱毛ジャンル
脱毛のアフィリエイトは、脱毛サロンの予約やカウンセリングの申し込みで報酬が得られるという設定が多いです。
申し込みだけなので、購入のハードルが低く、1件当たりの報酬が10,000円前後と高額で、稼げるジャンルの台頭です。
脱毛は女性であれば誰でも一度は検討することがあるほど需要も多いので高単価で需要が多いということに合致します。
美容・化粧品系ジャンル
エステサロンや化粧品など女性の美容に関する商材は、需要が高く稼げるジャンルの一つです。
ただ、化粧品は需要は多いものの、単価はそれほど高くないので販売数をいかに増やすかということが稼ぐための条件となります。
ダイエット系ジャンル
ダイエットは女性の永遠の悩みと言っていいくらい、世代や季節を問わず売れる商材です。
ダイエットは継続することが前提なので、定期購入での購入が多く、売価が安い割に報酬が高いことも多いので稼げるジャンルの一つです。
育毛系ジャンル
女性は美容やダイエットに関心がありますが、男性はコンプレックス系のものが多いです。
とくに薄毛やハゲに関する商材は、ネットで調べることも多く、需要が高いです。
頭皮をケアするコスメ商品や、サプリメント、AGAクリニックのカウンセリング予約など、形態もさまざまです。
健康系ジャンル
健康志向が高まっている現在、健康維持のためのサプリメントやドリンクなどの商品も売れています。
青汁などの野菜不足解消、コンドロイチンのような老化防止サプリ、血糖値を下げるサプリなど、用途もさまざまなので選択肢が多いです。
ただし、薬事法の改正や2017年10月のGoogleの健康アップデートによって、コンテンツの書き方が難しくなっているということも頭に入れておいてください。
車買取ジャンル
車買取というのは一見需要が少なそうですが、テレビCMなどで車メーカーのCMが多いということを考えると、それだけ買い替えられているということなので需要は多いんです。
しかもアフィリエイトの車買取では、見積申し込みだけで報酬が発生するので、購入ハードルが低いこともあり稼げるジャンルとなっています。
他に見積申し込みだけのジャンルは引っ越し業者比較などがあります。
転職系ジャンル
成人している人のほとんどが仕事についているということを考えると転職の需要が多いこともおわかりでしょう。
転職ジャンルは、仕事の紹介サイトへの登録によって報酬が発生します。
登録のみなので、購入者のハードルが低く取りやすい案件となっています。
投資系ジャンル
投資系ジャンルには株式投資、FX、仮想通貨などがあります。
投資ジャンルは、口座開設してお金を入れるというのが報酬の発生ポイントになっていることが多く、購入ハードルが低いので成約しやすいです。
お金への欲求というのは誰しも持っているので、需要も多いです。
学習系ジャンル
学習系というのは、語学学習が多いです。グローバル社会になっている今、英語や中国語などを学びたいという人が増えています。
子供向け教材やオンライン英会話、町の英会話教室、資格取得の学校などいろんな案件があります。
婚活・出会い系ジャンル
未婚の人が増えている理由の一つに「出会いがない」ということがあります。
「結婚したい」「彼氏や彼女が欲しい」という本能的な欲求は需要が多いのは理解できますよね。
多くは婚活サイトや出会い系アプリへの登録で成約となるので、購入ハードルも低いので稼ぎやすくなっています。
アダルト系ジャンル
いつの時代も男性の欲望を満たすアダルトジャンルというのは稼げます。
ただし、アフィリエイトの場合はブログやサーバーの規約で「アダルト禁止」になっている場合も多いので、注意して運用しないといけません。
「稼げる」=「簡単」ではない
アフィリエイト初心者が勘違いしやすいこととして、「稼げるジャンル」=「簡単」だと思っていることがあります。
稼げるジャンルはライバル多し
稼げるジャンルというのは、アフィリエイトをしている人なら、よっぽどの初心者でない限りみんな知っています。
ということは、アフィリエイト初級者はもちろん、中級者、上級者、ひいては資本のある法人までが参入しているということです。
ネット上には毎日のように稼げるジャンルの記事がアップされ、今この瞬間もどんどん増えています。
アフィリエイト初心者が、稼げるジャンルに参入する場合は、かなり隙間のキーワードから狙っていかないと難しいと言えます。
知識がないと紹介できない
アフィリエイトというのは、ブログを読んでくれた人に商品を紹介するわけですが、読者を説得しないと購入にはいたりません。
「なぜこの商品がいいのか」「購入したらどういうメリットがあるのか」など、きちんと説明できていない薄い情報だと、賢い読者はすぐに見抜きます。
例えばアフィリエイト初心者の男性が、女性向け化粧品を売ろうとすると、使ったこともない化粧品について、説得力を持って説明するのは至難の業だということはおわかりでしょう。
だから、単純に稼げるジャンルだからといって参入せず、「自分が売りやすいか」ということも考える必要があります。
売価が高いと売れない
アフィリエイト報酬の単価が高いからという理由で商材を選ぶのも危険です。
単価が高いということは、売価も高いということが多いですから、購入ハードルも高くなります。
例えばあなたがネットで10万円以上のものを買う場合、ちょっとネットで調べたくらいでは購入しませんよね。
検討に検討を重ねて、納得に納得を積み重ねた上でようやく購入するでしょう。
ですから、アフィリエイト初心者が高額商品を売るというのはライティングスキルが相当高くないと難しいと言えます。
ジャンルより売れている商品
ここまで読んだ初心者の人は、アフィリエイトで売るのは難しいと思ったかもしれません。
しかし、稼げるジャンルを知っておくのは非常に大切なことです。ジャンルの選択を間違えると、どの商品を選んでも売れないですからね。
ジャンルの中で実際に案件を絞るときには、その商品に「知名度があるかどうか」「実際に売れているかどうか」という視点で選ぶといいでしょう。
アフィリエイト初心者におすすめなのは、「その商品をすでに知っていて、ほぼ購入を決めている」人に向けて記事を書き、購入の最後の背中を押す戦略です。

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