
今回はアフィリエイトの記事において、狙ったキーワードの検索結果で上位に表示されるためには、どのようにSEO対策をすればいいのかを紹介します。
SEO対策とは
SEO対策というのは、Search Engine Optimizationの略で、簡単に言えば「自分のブログやサイトが検索結果で上位に表示されるように行う施策」といったところでしょうか。
Googleなどの検索エンジンでキーワードを入れたときに、検索結果がでますよね。
その順番というのはランダムではなくて、きちんと基準があって、それによって決められています。
要するに検索されたキーワードに対する答えをしっかりと表現しているサイトが上位になるようになっているわけです。
例えば「トヨタ」と検索した人は何を探していると思いますか?
ほとんどの人はトヨタの公式サイトを探しているはずです。
では、「トヨタ 中古車」と検索した人は何を探しているでしょうか?
ほとんどの人はトヨタの中古車を販売しているところを探しているでしょう。
「トヨタ 株価」だとどうでしょう?
もちろんトヨタの株価を調べたいということです。
このようにキーワードを少し変えたり加えたりするだけで検索結果というのは大きく変わります。
検索エンジンはキーワードを入れた人が「どういう意図をもってそのキーワードをいれたのか(検索意図)」を予測して、ユーザーが欲しがっている情報が網羅されたサイトを順番に表示させているのです。
少々前置きが長くなりましたが、これが非常に大事なのでよく覚えておいてください。
キーワードで記事の方向性(内容)を決めよう
書く記事のキーワードは決まっているという前提で話を進めていきます。
まず決まっているキーワードを検索窓に入れて、実際に検索します。
例として「青汁 野菜不足」というキーワードで記事を書き、SEO対策をするということで考えていきます。
「青汁 野菜不足」で検索すると以下のような検索結果になります。
この検索結果で出てきた上位5位くらいまでのサイトを実際に見て、内容を把握してみて下さい。(一番上の【広告】とあるサイトは除く)
そして、上位5位までの記事全部に共通しているコンセプト、つまり「要点」を考えましょう。
「青汁 野菜不足」のキーワードの場合であれば、
「青汁で野菜不足を補えるかどうか」
ということになるでしょう。
これが「検索意図」、つまり
「青汁 野菜不足」と検索した人が欲しがっている情報
となります。
ということで、SEO対策として「青汁 野菜不足」のキーワードで上位表示を狙う場合に書かなければならない記事の内容は、「青汁を飲むことで野菜不足は解消できるかという疑問の答え」ということになります。
このようにキーワードを決めて記事を書く場合には、まずそのキーワードで検索してみて、上位に表示されているサイトの記事に何が書かれているのかを確認し、そこで推察したユーザーの検索意図を自身の記事に反映させることが大事になります。
見出しにキーワードを入れる
キーワードから記事の内容が決まったら、次は記事の構成を考えましょう。
いきなり記事を書き始めるとまとまらなくなるので、ある程度流れを決めておくほうがいいですね。
そういった意味で「見出し」を構成として先に決めてしまうといいと思います。
見出しというのは記事の中の文章ごとのタイトルと言えばわかりやすいでしょうか。本で言えば「目次」にあたるものですね。
この記事で言えば、
- SEOとは
- 記事の方向性(内容)を決めよう
- 見出しにキーワードを入れる
- SEOでは記事は長文が良いとされる
- 記事タイトルにキーワードを入れる
の部分が見出しとなります。(上部の目次と同じですね)
では、「青汁 野菜不足」のキーワードで作る記事の見出しはどうすればよいでしょうか。
例えばこんなのはどうでしょう。
- 1日に必要な野菜の量とは
- 日本人の平均野菜摂取量
- 1杯の青汁に含まれる栄養素
- 結論:ものによっては栄養素は足りる
記事の流れとしては、1日にどれくらい野菜が必要で、どれくらい栄養素が必要なのかをまず書いて、次に実際に日本人はどれくらい野菜を取っているかのデータを示し、青汁にはどれくらいの栄養素があるのかを書いて、最終結論を出すというイメージです。
これでも良いのですが、SEO対策を意識するのであれば、見出しにもキーワード「青汁 野菜不足」を入れると良いでしょう。
それを踏まえてちょっと見出しを変えてみると
- 野菜不足にならない野菜摂取量とは
- 野菜不足な日本人
- 青汁1杯に含まれる栄養素
- (結論)青汁によっては野菜不足を解消できる
という感じになります。
このように見出しの(できるだけ)先頭にキーワードを入れるということを意識してください。
ただし、これはSEO対策を考えるとキーワードを入れたほうがいいだけであって、見出しのわかりやすさなどは二の次になっています。
理想を言えばキーワードが入ってて、かつ分かりやすい見出しにするというのが一番いいんです。
SEOでは記事は長文が良いとされる
見出しと構成が決まったら記事を書いていきます。
記事を書くときに意識することは、
- 狙うキーワードを散りばめる(たくさん入れる)
- 共起語を意識する
- 2000文字以上を目指す
というのがSEO対策の基本となります。
狙うキーワードを散りばめる
上位表示を狙いたいキーワード、先ほどからの例で言うと「青汁 野菜不足」を記事にたくさん入れていくということです。
どれくらいかと言われれば「不自然じゃない程度に多く」としか言いようがありません。
コンテンツ(記事)の評価というのは、ほぼAIによって自動的に判別されているため、AIが「この記事は青汁と野菜不足の関係性を書いている」と認識できるようにキーワードは多く入れたほうがいいという考え方です。
コツとしては「あれ、これ、それ」などの代名詞を使わないようにすると自然に入れられます。
例)現代人は野菜不足が多い。これは生活習慣病になりやすいです。
→現代人は野菜不足が多い。野菜不足は生活習慣病になりやすいです。
「これ」という代名詞を使わず、「野菜不足」に置き換えただけでキーワードは増えました。
そんな感じでキーワードをできるだけ入れていきましょう。
共起語を意識する
共起語(きょうきご)というのは、あるキーワードが含まれた文章の中に、そのキーワードと一緒に頻繁に出てくる単語のことです。
例えば「お好み焼き」に関する文章があった場合、材料である「キャベツ」「小麦粉」「山芋」「卵」「マヨネーズ」「ソース」といった単語が文章中に出てくることが想像できますよね。他にも「フライパン」「中火」「フライ返し」という単語も出てくるでしょう。
これらの単語は「お好み焼き」の共起語ということになります。
SEO対策では狙ったキーワードの共起語をたくさん入れると良いと言われています。
ただ、共起語は通常意識しなくても自然に出てくるものです。
お好み焼きの記事を書けといわれたら、自然と材料のことも書きますよね?
だからそこまで意識しなくてもいいのですが、あまり知識がないことを記事に書く場合は、共起語を調べる必要も出てきます。
ちなみに共起語は以下より調べることができます。
>>共起語分析ツール
2000文字以上を目指す
SEO対策では文字数が(ある程度)多いほうが良いとされています。
確かに文字数が多いほうが、中身が濃く、情報が網羅されていることが多いですからね。
記事の方向性を決めるときに、狙ったキーワードで検索して出てくる上位のサイトもかなりの文字数だったでしょう。
ブログなど記事を書いた経験がない人が、2000文字書くというのはなかなか大変だと思いますが、これは数をこなせば上手くなっていくものなので、頑張って書いてみてください。
ちなみに文字数が数えられないという人は、以下のサイトで文字数を調べれらます。
>>文字数カウント – numMojiなんもじ(リアルタイム文字数計算チェック)
記事タイトルにキーワードを入れる
記事のタイトルは文章を全部書き上げてから決めたほうが良いと個人的には思っています。
最初に記事のタイトルを決めてしまうと、そのタイトルに引っ張られて肝心の文章がまとまらなくなってしまうからです。
そして、SEO対策では記事タイトルの(できるだけ)先頭にキーワードを持ってくるのがいいとされています。
また、画面に表示される文字数は決まっているので、30文字以内に収めるとタイトルが切れずに表示されます。
【記事タイトルの良い例と悪い例】
〇「青汁は野菜不足で足りない栄養素を補えるのか調べてみた」
×「野菜不足の解消にもっとも適しているのは○○」(【青汁】が入っていない)
×「栄養と健康を考えたら一番良いのは野菜不足を青汁で補うこと」(キーワードが後ろすぎ)
SEO対策は最初はこれで十分
SEO対策というのは、はっきり言えばブラックボックスなわけで、誰にも正確なことはわかりません。
いろんな人の検証によって、「こうではなかろうか」という推測のもとに成り立っています。(一部Googleがアナウンスしている事もありますが)
だから、アフィリエイト初心者の場合はこの記事にあるSEO対策で十分だと思います。
ブラックボックスなSEO対策をあれこれ調べるよりも、記事を書く技術やスピードを上げるほうがよっぽど重要なことなのです。
私もアフィリエイトを始めた当初、SEO対策はこのことだけを意識していました。
アフィリエイトである程度結果が出て、記事だけの力ではこれ以上どうにもならないと感じたら別の方法を試せばいいと思います。

こんばんは、ブログランキングから来ました。
キーワード検索の仕方で変わりますよね。
言葉足すことによって変わりますからね。
また訪問しますね。
応援ポチッと押しました。
訪問ありがとうございます。
検索意図をきちんと捉えるというのは難しいですよね。
だからこそ記事を書く前のリサーチが大事だと思います。